総合建設

2020.8.31

　本業務では、治山ダム補修工事に必要となる渓間工測量、治山ダム詳細設計及び生物調査を実施した。対象ダム下流部は局所洗堀及び河床低下が甚だしく、ダム本体及び側壁護岸が倒壊する危険があるため、下流域の保全対象に被害を及ぼす恐れがあった。そこで治山施設の機能回復を図るべく、補修計画を作成、治山ダムの基本設計では、比較案を作成し、根継工＋帯工＋捨石工を採用している。なお、生息環境を保全すべく生物調査を学識経験者と実施し、自然環境保全に配慮した計画とした。なお、工事に必要となる仮設工法を提案し、取り纏めている。