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プロジェクトストーリー

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プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー01部署や世代の枠を超えたチーム連携で実現する、
人と生態系に配慮した次世代のまちづくり。

イビソクの社員は部署・世代・職種の枠を超えて、一つのチームとして連携して仕事を進めていきます。そんな仕事のスタイルの一例として、自治体から委託されているカモシカの生態調査のプロジェクトについて紹介します。イビソクのチーム連携の在り方や、イビソクだからこそできる次世代型まちづくりの可能性について語ってもらいました。

  • 黒田翔太企画営業部

  • 瀧 弘明整備設計開発部主任

  • 田崎みずき整備設計開発部

営業や技術者が連携して、それぞれの知見を融合させチームでプロジェクトを推進。

瀧

昨年より岐阜県からカモシカの生態調査の依頼を受けています。天然記念物として保護が必要なので、その生息状況や個体数、周辺環境などを調査し、報告書にまとめる仕事です。私が主任担当としてプロジェクトの方向性を決めながら、お客様と具体的なやりとりをするメイン担当を田崎さんに任せています。

田崎

私は学生時代から生き物が好きで、水田地帯周辺に生息する魚類などの生態系について学んできました。そんな興味や経験を見込まれ、このプロジェクトに参加させていただいています。私自身が山に入るわけではなく、実際に調査をお願いする地元の猟友会の方々と県との間を橋渡しをしたり、調査結果の取りまとめなどを行っています。私は技術者としての立場からお客様とのやりとりを行っていますが、契約についてなどは、営業担当の黒田さんの役割ですよね。

黒田

そうですね、私が営業担当としてお客様との折衝などを行っています。ただ実はまだ中途入社で入社して日が浅く、まだまだ勉強不足なことが多いのが正直な所です。以前は自動車産業界で提案・営業を行っていました。しかし、イビソクでは180度仕事のスタイルが違っていて、技術や調査についての提案をする仕事です。先輩営業や瀧さん・田崎さんに色んなことを教わりながら、仕事に必要な専門知識を勉強しています。

瀧

チームで進めていく仕事なので、それぞれが全てを分かる必要はないと思いますよ。黒田さんのような営業畑の人もいれば、生物が得意な人、文化財が好きな人、土木の勉強をしてきた人など、いろんな仲間がいます。それぞれの得意技を活かして、仕事を進めていくのがイビソク流かなと思います。

イビソクにしかできない、人にも環境にも歴史にも配慮したまちづくりができる。

黒田

イビソクでの経験が浅い私ですが、最近では少しずつお客様に頼られたり相談される機会が増えてきました。とはいえ私が全ての解決策を一人でお客様に提案できるわけではありません。そのときに感じるのは、瀧さんが言うような「イビソクには様々な分野の専門家がいる」という頼もしさですね。

田崎

確かにそうですね。たとえば、今はカモシカの調査をすべて人の手でやっていますが、どうしても山の中には危険な場所もあるんです。将来的にはイビソクが持つレーザドローンでの調査や、GPS技術の活用、さらには生態系の情報をビッグデータとして解析するなど、イビソクが持つ技術を応用していける可能性があります。もっと言うと、生態系を調べるだけじゃなくて、例えば総合建設コンサルタント事業で道や橋をつくるときに生態系の知識があると「ここに動物専用のトンネルや道があったほうがいい」といったアイデアも浮かぶはずです。文化財調査の際には、過去その土地で起こった災害の歴史や地質・地歴が分かります。イビソクはそんなふうに、「生態系・環境」「建設・土木」「文化財」などの知識を融合させ、人にも環境にも歴史にも配慮したまちづくりができる。多分、ここまで広い視野でまちづくりができる会社は全国でも当社だけだと思います。

瀧

本当にいろんなことができる会社ですよね。私は他にも国体のカヌー競技場をつくるプロジェクトも経験したことがあります。自然河川を使うので、当然環境の知識が必要だし、土木の知識も必要になる。それにカヌーの選手に「どういうコースが理想ですか?」とたくさんヒアリングもしました。「人に寄り添う」という観点は、すべての事業における共通ポイント。まさに、広い視野で仕事を進めていくイビソクらしい仕事だったと思います。

黒田

みなさんのお話を聞いて、イビソクがお客様や社会に提案できることは本当に幅広いんだと改めて感じますね!

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